私たち生活文化部は、今回、上越市の取組に応募し、東京オリンピック聖火リレーの応援横断幕を作成しました。
　この横断幕を作ろうと思ったときに、最初に浮かんだ言葉が「繋げ」でした。聖火ランナーは、ただ聖火を持って次の場所につなぐだけではありません。聖火には、多くの人の思いが込められています。例えば、感謝や喜び、未来への希望。私たちは、聖火に込められたさまざまな思いを、オリンピックの五つの色を表す〇に象徴させ、横断幕に散らして描きました。たくさんの人のさまざまな思いが込められた聖火を持って、ランナーは走ります。
　東京でオリンピックが開かれるのは、二回目です。一回目の１９６４年の東京オリンピックでは、戦後の復興した姿を世界に見せることができました。今年のオリンピックでは、予想外の自然災害や新型コロナウイルスなどにくじけなかった日本の姿を見せることができるはずです。このように、いつでも希望をもって頑張る姿を次の世代へつなげていきたいという思いを込めて、この横断幕を作りました。この横断幕が少しでもランナーの方たちの力になれば、うれしいです。