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10月29日(火)に「部落問題学習」を行いました。 徳島県人権啓発青少年団体連絡協議会「止揚の会」から中倉茂樹さんを講師にお迎えし、板倉中学校区の小学6年生(宮島小は5,6年生)と中学生全員が「部落問題」について学習しました。 演題は「続 ぬくもりを感じて」。 中倉さんの経験談に基づき、「部落差別」について、また特に「結婚差別」について、ご講演いただきました。 時々、フロアの生徒や教職員にマイクを向け、直接意見や感想を聞きながらお話を進めてくださり、終始、温かい雰囲気に包まれていました。
けれどもその温かい口調の中から、「部落差別」の現実と、差別を受けている人たちの心情や心の叫びが伝わってきて、生徒は差別に対して憤りを感じ、講演後の生徒の振返りシートは「差別を許さない」と心に誓ったものばかりでした。 講演会の後、生徒代表がお礼の言葉を述べました。 お礼だけではなく、これから自分が「差別」に対してどう向き合っていくのかを述べた、素晴らしいお礼の言葉でした。